三重県伊勢市で振袖・振袖レンタルを扱っておりますおく宗です。着物を着た時の立ち居振る舞いについて。
三重県伊勢市で振袖・振袖レンタル、着物、呉服全般を扱っておりますおく宗です。やっと朝夕涼しくなり、秋の気配を感じる季節となって参りました。秋の冠婚葬祭や、イベントなど、これから着物をお召しになる機会も増えるかと思いますので、着物をお召しになられた時の立ち居振る舞いについて、綴っていきたいと思います。秋は、結婚式も多いですし、11月には七五三、また暑い時期を避けていた宮参りや、振袖の前撮りなど、お着物をお召しいただく機会がぐんと増える季節です。また季節も良いので、特にイベントなどがなくても、お好きな方は、お着物を着てお出かけになるのではないでしょうか?
着物を着た時の立ち居振る舞いといっても、特に難しいことはありません。ただ、少し気を付けるだけで、着姿が一段と美しく見え、動作もスムーズになります。また、立ち居振る舞いを気を付けることで、着物に汚れやしわを付けない予防にもなります。
まずは、背筋を伸ばしてください。帯を締めるとコルセット状態になり、必然的に背筋が伸びるかとは思いますが、猫背状態は、着物の着姿が美しくみえません。立姿も座り姿も背を正してくださいませ。そして、足は内またに揃えてください。普段、洋服での生活に慣れてしまっている私たちは、ついつい写真を撮られる時、足がガニ股になりがちです。後で写真をみて、「しまった 汗」とならないようにお気をつけください。
また、階段の上り降りには、前がはだけないように、右手で上前と下前を5㎝程つまんで少し持ち上げて、上り降りしてください。特に振袖をお召しの場合は、両袖の袂も一緒に右手で持って、袖の袂を踏んだり、袖裾を汚したりしないようにお気をつけくださいませ。
車の乗り降りにも注意が必要です。足から乗らずに、お尻からシートに腰掛けて、最後に足を車内にいれます。振袖は、袖が長いので、両袖を持って乗り、腰掛けたら、両袖を膝の上に置いておきましょう。
時々、振袖の袖を車のドアで挟んでしまう方がいらっしゃいますが、車の油が付いてしまったりしますと、シミ抜きにかなりの金額がかかってしまうこともありますので、特にお気をつけくださいませ。また、振袖の場合、帯が変形結びになっておりますので、シートにもたれてしまうとせっかくの帯結びが潰れてしまいますので、もたれないで座るように心掛けてください。
あと、皆様心配されているのが、お手洗いですよね。最近は、和式が少なくなりましたが、出来れば洋式の広めのお手洗いに行かれることが望ましいです。短いお袖(訪問着、留袖、色無地など)は、大丈夫かと思いますが、振袖の場合は、袖が長いので、両袖どうしを軽く結ぶか、出来ればクリップや洗濯ばさみをバッグに入れておいて、袖の裾を帯に挟んでおくと随分と楽です。
その後、着物→長襦袢→肌着の順にめくり上げ、胸のあたりまで引き上げていただくと良いかと思います。
また、御太鼓帯の場合は、トイレの後、タレがめくれ上がってあることがよくありますので、必ず確認をしてからトイレを出ましょう。
と、なかなか大変じゃないかと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、動作が制限されることで、しとやかさが出るのが着物の良さなのかもしれません。
普段なかなか着ることが少ない着物も、冠婚葬祭や人生の節目節目には、着物をお召しいただきたいと思います。おく宗では、着物(振袖)の販売をはじめとして、レンタルもたくさんご用意がございますので、是非ともお気軽にご相談下さいませ。
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