三重県伊勢市で振袖・振袖レンタルならおく宗。着物(振袖)の松竹梅の柄はどんな意味?

三重県伊勢市で振袖・振袖レンタル、着物・着物レンタル、及び呉服全般を取り扱っておりますおく宗です。
江戸末期、文政二年(1819年)創業以来、皆さまの節目節目のお手伝いをさせていただいております。その経験と知識を活かして、皆さまの振袖や着物に関するお悩みやご相談に対応しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

着物や振袖には、吉祥文様と言っておめでたい柄が描かれていますね。そのおめでたい柄の代表ともいえる「松竹梅」ですが、料理屋さんのランク分けのイメージもあってか、松→上、竹→中、梅→下のように思われている方が少なくないと思います。でも実は、松竹梅には、優劣はありません。中国では、松は冬の寒さにも負けず緑を保ち、竹も緑を保ち天に向かって真っすぐに伸びる、梅も寒さに耐え花を咲かせるところから、「歳寒三友(さいかんさんゆう)」として逆境にあっても節操を守ることのたとえとし、画題の一つになりました。君子の象徴でもある松竹梅は、日本でも古くからめでたいものとされ、祝儀の文様としてかかせず、晴れ着の帯、留袖、訪問着、振袖などの文様に用いられてきました。

こちらの振袖は松竹梅が描かれていますが、それぞれ松も竹も梅も、少し図案化され可愛さも取り入れた松竹梅の文様となっています。色合いも地色は黒ですが、柄の差し色は振袖ならではの可愛さがありますね。こちらは、少し柄が大きめなので、身長の高い方がお召しになりますとより映えるのではないかと思います。所々に、染め匹田(絞りの柄)の文様が入れられているのも、可愛さと豪華さが出ていてより高級感があります。
このように、着るものが一枚の絵画のように染められている民族衣装は、世界でも珍しいのではないでしょうか。着物や振袖に、良い兆しや、めでたいしるしを表現することで、日本人としての感性や美意識、祈り、願いといったものが凝縮されています。おめでたい日に、おめでたい柄をまとうことで、相手に対する敬い気持ちや、礼を尽くすことになります。このような柄の意味を知って振袖や着物を着ると、より嬉しい気持ちになりますね。また、日本文化の奥深さも感じられますね。

【振袖振袖文様図鑑②】

◎おく宗
〒516-0078
三重県伊勢市曽祢1-14-21
高柳商店街
TEL 0120-474-109
open 10:00〜18:00
水曜日定休

振袖 振袖レンタル レンタル振袖
伊勢振袖 伊勢市振袖 伊勢 振袖
伊勢市 振袖 伊勢市振袖レンタル
伊勢振袖レンタル 成人式振袖
成人式前撮り 成人式後撮り

※ご来店の際は、ご予約いただけますと、ありがたいです。

Follow me!