三重県伊勢市で振袖・振袖レンタルを扱っておりますおく宗です。オリンピックでの伊調さんのお着物について。

三重県伊勢市で振袖・振袖レンタル、および着物関係全般を取り扱っておりますおく宗です。コロナ禍での開催で、賛否あった「オリンピック2020東京大会」でしたが、終了してしまい、少し寂しさを感じるは、私だけでしょうか。選手の皆様の頑張りには、毎日目を見張るものがあり、自国開催だとこんなにメダルが獲得できるものかと少し驚きもしました。今後のコロナ感染の推移も気になるところではありますが、これから開催される「パラリンピック」も一生懸命応援したいと思います!!
さて、そんな中、レスリングの表彰式で、女子個人として人類史上初のオリンピック四連覇をなしとげられた伊調馨さんがお着物をお召しになり、ブーケのプレゼンターとして、レスリングの表彰式に登場されました。薄いブルーの自前の色無地のお振袖に、2016年に国民栄誉賞受賞の際に贈られた袋帯をお召しになられていらっしゃいました。今回のオリンピックの大会ビジョンである「多様性と調和」にそぐわないという事なのか、開閉会式含め、この大会ではお着物をお見かけすることがあまりありませんでしたので、少し残念に思っていました。2019年に開催された「ラグビーワールドカップ日本大会」では、和の文化を全面的に出した大会でしたので、比べると余計にもの足りなさを感じていました。しかし、伊調さんがお着物をお召しくださったことで、私の欲求不満が解消されました。笑。あくまでも主役は選手であるため、いくらレスリングのレジェンドであるとはいえ、メダリストの選手より目立ってはいけないとのご配慮だったのだと思いますが、少し控えた色の色無地をお召しになられていたのは、さすがだなと思いました。しかし、やはり華やかさも必要なため、お袖丈がお振袖で、お召しになられていたのも、さらに素敵でした!!伊調さんの想いが見てとれました。元々、伊調さん自身がお着物がとてもお好きだそうで、国民栄誉賞受賞の時も、ご本人の希望で、帯をいただかれたそうです。オリンピックも4連覇、世界選手権も何連覇もされていて、本当に肉体的にも精神的にも強い方なのだと思います。一本筋が通った凛とした美しさのある伊調さんに、お着物は本当に良くお似合いだと思います。このコロナ禍の中、世界各国からのアスリートや、大会関係者、また、メディアの皆さんの中には、東京に来るのも心配な方もいらっしゃったのではないでしょうか。あの伊調さんのお着物姿で「日本に来て下さってありがとう!!」のおもてなしの心が表れていたのではないかと思います。

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