三重県伊勢市で振袖・振袖レンタルならおく宗。振袖の袖はなぜ長いの?

三重県伊勢市で振袖・振袖レンタル、着物・着物レンタル、及び、呉服全般を取り扱っておりますおく宗です。
江戸末期の文政二年(1819年)創業より、二百年以上に渡り、地域の皆さまの節目節目のお手伝いをしてまいりました。その経験と知識を活かして、皆さまの着物、振袖に関するご相談やお悩みにお応えしております。

振袖の袖はなぜ長いのでしょうか?
「袖振り合う(すり合うとも言う)も多生の縁」ということわざがあります。
道を歩いている時など見知らぬ人と袖が触れ合う程度のことも前世からの因縁によるという意味から、どんな小さな事、ちょっとした人との出会いも偶然に起こるのではなく、すべて深い宿縁によって起こるのであるという意味だそうです。
私達の人生は、人と人とのご縁の繋がりの連続です。昔の人達は、未婚の女性の振袖の袖を長くすることで、たくさんの良いご縁を引き寄せますようにとの想いを込めたのでしょう。

また、未婚女性が振袖の袖を振る事は、求愛の意思表示として使われることもあったといいます。振袖の長い袖を前後に振ると「嫌い」・左右に振ると「好き」といった風に用いられたそうです。

そして、ご縁が実り、結婚するとその長い袖を振らないように、袖を留めます。それが、留袖です。

今も恋愛で、「振った」「振られた」と言いますが、この振袖の袖が語源となっています。

戦後に成人式が行われるようになるまでは、女性の厄年である十八歳に振袖を誂えていたようで、今でも地域によっては、十八歳の厄(高校二年生または、高校三年生)に振袖をお召しになられるところもあります。長い振袖のお袖で、厄を除け良縁を引き寄せますようにとの意味が込められています。
親御さんは、これから先の人生が幸せにあふれたものでありますようにとの想いを込めてお嬢様に振袖を着せてあげる方が多いと思います。

現在では、様々なデザインの振袖が染められ、ファッション要素の多い振袖ですが、元々はこのような意味があることを知っておいていただくと、振袖をお召しになることで、何かに守られているような、何かいいことがありそうな嬉しい気持ちをより感じながらお召しいただけるのではないかと思います。

◎おく宗
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