三重県伊勢市で着物・呉服を取り扱っておりますおく宗です。着物の染め変えについて。

三重県伊勢市で振袖はじめ、着物・呉服を扱っておりますおく宗です。
よく受ける質問で、着物の染め変えについてのご質問があります。昭和の時代、お嫁入りの時には呉服箪笥に何枚も着物を入れて嫁がなければならない時代でした。当時は、嫁ぐご本人の好みはあまり優先されず、親御さんと呉服屋さんとで、これがいいねとわりと勝手に着物をお誂えされたというお話をよくお伺いします。なので、着物は箪笥にあるのだけれど、自分の好みではないんです…というお声もよくお聞きします。そして、その着物の色をお伺いしますと、圧倒的に派手なピンクか、派手なオレンジが多いのです。おそらく、親御さんと呉服屋さんで、若い女性は明るいきれいな色(ピンクまたは、オレンジ)という共通認識があったのでしょう。もちろんその色が好きで何回も着用しましたという方もいらっしゃいます。ただ、若い頃には着物にあまり興味がなく、躾糸がかかったまま着用せずにいましたが、年齢を重ねて着物に興味がわき、箪笥にある着物を着てみようと思いましたが、着物の色が派手すぎて着られません。何かいい方法はありませんか?というようなご相談をよくお受けします。そこで、ご提案させていただくのが、染め変えです。柄のある物とない物で、出来る場合と出来ない場合がありますが、まずは、柄のない色無地の染め変えについてご説明いたします。色無地の染め変え方法は、2種類ございます。従来通り、ほどいて一旦反物にもどした状態で染め変えをし、もう一度仕立て直しをする方法です。この方法ですと、例えば年齢を重ねて体系が変わった方でも、身幅を大きくできますので、サイズ直しもしたい方は、こちらの方法がおすすめです。ただ、ほどき代、お仕立て代がかかりますので、少し高額(10万円以上)になってしまいます。もう一つは、「丸染め」という方法です。こちらは、ほどかずに仕立てたままの着物をそのまま染める方法です。ただ、生地によっては、少し縮んでしまう(1~2ミリ程度)場合があるのと、ほどかないので、裏地も同じ色に染まります。裏地が染まる事は、着用には何ら問題はないですし、裏地にシミがある場合は、それも染まることでシミが隠れるというメリットもあります。こちらは、ほどいて染めるよりは、割安で、基本料金35,000円(税別)で、もし擦れやシミなどが残ってしまった場合は、プラス擦れ直し、または、しみ抜き代が加算されます。それでも、50,000円までで染め変えが出来ます。ただ、いずれも、今の色より薄い色にはなりませんので、濃い地色への染変えになります。また、柄が入った着物または、振袖(柄が染のみの物)に柄を伏せずに丸染め出来る場合もあります。これは、ご相談ください。また、柄は残したまま、地の色だけを染変えたい場合は、やはりほどいて柄の部分のみ糊でふせて、染め変えという工程になりますので、やはり高額にはなりますが、古びていた着物または、振袖が生き返りますので、こちらも気になる方は、一度ご相談ください。無料でお見積り致します。箪笥に眠っている着物をぜひ生き返らせることが出来たらいいなと思います。

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