三重県伊勢市で振袖・振袖レンタルならおく宗。有職文様ってどんな柄?

三重県伊勢市で振袖・振袖レンタル、着物・着物レンタル、及び呉服全般を取り扱っておりますおく宗です。
江戸末期、文政二年(1819年)創業以来、皆さまの節目節目のお手伝いをさせていただいております。その経験と知識を活かして、皆さまの振袖や着物に関するお悩みやご相談に対応しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

古典柄の振袖や着物に描かれる柄で有職文様(ゆうそくもんよう)というのがありますが、これはどんな柄なのでしょうか?そもそも、有職文様とは、平安時代以降の公家社会において装束や調度、輿車や建築などに用いられた伝統的な文様のことです。平安時代には、「有識」とも書かれ、「博識」を意味し、和漢の学に通じ朝廷の儀式や礼などに詳しい人を有職人と呼んだそうです。後に、公の儀礼と行事と慣習の法式をさしていたようで、有職文様という言葉は、他の分野との差別化を図るために近世になってからつけられました。そのような位の高い平安貴族が「十二単衣」や「束帯」などの装飾に用いてました。現代においても、雅でおめでたい柄として、振袖や留袖、訪問着、袋帯など礼装用の着物に多くみられます。
それでは、どんな柄があるか画像とともにみていきたいと思います。

【七宝文様(しっぽうもんよう)】

円が連なった柄。縁が繋がる。終わりがないことから、永遠、繁栄などの意味があります。

【立涌文様(たてわくもんよう)】

水蒸気が立ち上る様が縁起良い柄。

【花菱文様(はなびしもんよう)】

菱の中に四枚の花弁を配した格調高い文様。

【亀甲文様(きっこうもんよう)】

鶴は千年、亀は万年と言われるように、長寿の象徴でもあるため、縁起の良い柄です。亀の甲羅を文様にしています。

【若松菱文様(わかまつびしもんよう)】

松の葉を菱型に配した格調高い文様。

代表的な物をご紹介いたしました。どれも格調高い柄ですね。帯には、そのままデザインされていますが、振袖や留袖などの着物には、他の柄と組み合わせて描かれることが多いと思います。

また、ラグビー日本代表のジャージには、これらの有職文様や吉祥文様がデザインされています。このジャージは、「兜の前立て」をモチーフに製作されているそうで、武士道の精神と世界に立ち向かう誇り、勝利への意気込みが込められているそうです。「力・習わし・縁起」を意味する吉祥文様を全体にあしらっているとジャージの説明がされている記事を見ました。これほど、日本文化を前面に押し出したジャージは素晴らしいと思います。そして、あの日本代表の活躍に繋がったのだと思います。

昔の日本人がそうであったように、着るものに思いを込めると何事にも前向きになれるのではないでしょうか?
改めて、日本の文化は素晴らしいのだなと思います。

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