三重県伊勢市で振袖・振袖レンタルを扱っておりますおく宗です。振袖着用時に必要な物。

三重県伊勢市で振袖・振袖レンタル、及び着物・着物レンタル、呉服関係全般を扱っておりますおく宗です。早いもので、今年も残すところあとわずかとなりました。寒さも一段と厳しくなりましたね。今日は、成人式も近くなりましたし、お正月にお着物などお召しいただく方もおありかと思いますので、振袖、または、着物を着る時に必要な物を改めて確認したいと思います。

まずは、着物、帯、長襦袢です。

着物は、しつけ糸を取っておきましょう。衿もと、袖口、裾回りなどについています。
長襦袢には、半衿が付いているか確認してください。随分前にお召しになって時間が経っておりますと、半衿に黄ばみが出ていることも多いので、汚れや黄ばみがないかも確認しましょう。黄ばみなどは、取れないことも多いので、その場合は新しい半衿を付けてください。半衿の付け方がわからなかったり、苦手な方は、お預かりして付けさせていただきますので、お申しつけくださいませ。

 

そして、重衿または伊達衿(上)、帯締め(中)、帯揚げ(下)です。

重衿は2枚の場合もあります。帯締めは、振袖用ですと、昨今は写真のような飾り付きが多いです。訪問着用などは基本的には、飾り無しがほとんどです。帯揚も絞りの物は、振袖用が多いです。絞りでない帯揚もあります。

 

草履、バッグ、ショール

草履も長い時間履いていないと、表面の合皮、皮革が劣化で、べたついたり、ボロボロめくれてきたり、底の皮が剥がれてきたりしますので、確認しておいてください。
写真のような水鳥のショールは、振袖用です。毛皮(ラビットや、フォックス)は、振袖以外にもお使いいただけます。

 

ここからは、着付けの際に必要な着付小物です。
まずは、足袋と肌着です。

足袋も何回か洗いますと縮みますので、当日小さくて入らないことがないように、履いて確認しておきましょう。肌着の下は、寒ければ襟ぐりが前も後ろも開いたヒートテックなどの温かい下着をお召しになっても大丈夫です。ブラジャーは、和装用が望ましいですが、無しかタンクトップ(カップのないもの)でも大丈夫です。着物をお召しになるときは、身体に凹凸がないほうがきれいに着られますので、胸を大きく見せるようなブラジャーは避けてください。
肌着は、写真のようなワンピース型でも、上下が別になっている二部式でもどちらでも大丈夫です。

 

 

こちらが、腰紐と衿芯です。

腰紐は、4~5本ですが、着付けする方によって使用本数が違いますので、必ず着せて下さる方にご確認ください。
白いのが、衿芯です。こちらも折れたり、欠けたりしていないかご確認を。

 

 

こちらが、前板と後板です。

振袖の場合、前板だけでなく、帯を変形結びにしますので、後ろにも板を入れます。後ろ板も売っていますが、前板が2枚でも大丈夫です。振袖以外の着物は、前板一枚で大丈夫です。

 

こちらは、帯枕(上)とコーリンベルト(下)です。

コーリンベルトは、着物用と長襦袢用の2本必要です。

 

 

こちらは、伊達締め(上)とマジックベルト(下)

この二つは、同じ用途の物ですので、伊達締めとマジックベルト1本づつでも、伊達締め2本でも、マジックベルト2本でも大丈夫です。

 

 

こちらは、三重仮ひもです。

この紐は、振袖の変形結びに使用しますので、振袖以外のお太鼓結びの場合は、必要ありません。

 

 

あと、補正用のタオルを4~5本。先ほども書きましたが、着物は体の凹凸がない方がきれいに着られますので、おなか回りにタオルを巻いて、寸胴状態にします。長襦袢の中にまきますので、色がついていても、文字が書いてあっても大丈夫です。

 

とこのように、見慣れない、聞きなれないものがたくさんあります。何がなんだか、使えるのか使えないのか、全くわからないという方も多くいらっしゃいます。お家にあるそれらしき物があれば、ご確認させていただきますので、他店品でもご遠慮なくお持ちくださいませ。

 

 

◎おく宗
〒516-0078
三重県伊勢市曽祢1-14-21
高柳商店街
TEL 0120-474-109
OPEN 10:00~18:00
水曜定休

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